こんにちは。アラサー女子のハピマリです。
婚活による出会いの確率を高めるために男性にアプローチした結果、婚活3週間目に初対面の男性と1対1で会うことになりました。
初めて「お話し掲示板」を開設
この男性との出会いのきっかけは、初回に送られてきた紹介書です。
ハピマリの2個上で年が近く、趣味がコンピューターゲームとあり親近感がわいたので、お話しましょうの「申し込み」をしました。翌日に「承諾」され、ハピマリは初めて「お話し掲示板」を開設しました。
顔写真が公開されました。
今思うと顔はブサメンだったと思います。
そしてデブです。
が、当時は初めてのことで、高望みせずに現実を受け入れようと思っていたので、婚活だしそういうもんだよねぐらいに自分に言い聞かせていたのであまり気になりませんでした。
お話し掲示板のメッセージは1日1度のやりとりでした。
ハピマリが就寝前にメッセージを送っていたため、翌日仕事帰りの時間帯に彼からメッセージが届き、それを就寝前にハピマリがチェックして返信するという毎日が一週間くらい続きました。
メッセージのやりとり
私:ゲームお好きなんですね? 私は〇〇やってました。どんなゲームしてますか?
彼:自分は△△です。〇〇って以前にやってみたけど、難しくなかったですか?
私:難しかったですね。会社の同僚たちに手伝ってもらってました。△△はどんなゲームですか?
彼:△△はスマホのゲームで時間つぶしに。ここしばらく忙しかったので遊べてません。仕事はどうですか?
私:今は暇なので定時帰りです。しばらくは暇そうです。仕事は今もお忙しいんですか?
当たり障りのない世間話が続き、ハピマリもおしゃべり友達がほしいわけじゃないしと思い、軌道修正をかけることにしました。
私:とりあえず一度お会いしませんか?
彼:自分も考えていたところです。土日休みですよね?今週末はいかがですか?
私:土曜の午後なら空いています。場所は〇〇駅でどうでしょうか?
彼:土曜ですね。場所もOKです。スイーツのおいしいお店があるので行きましょう。時間は15時でどうでしょうか?
私:では、土曜15時に〇〇駅ですね。了解です。
彼:何かあるといけないので、自分の携帯番号をお伝えします。080-XXXXX
男性って目的がはっきりすると途端にテキパキするので、あっという間に話がまとまりました。
IT系のジャージ姿の30代会社員(年収600万)
待ち合わせはターミナル駅の言われなければ気づかない小さな改札でした。
ハピマリの服装は淡い綺麗な色合いのカーディガンとスカート。スカートはタイトな膝丈のものに、ヒールの靴で出かけました。普段、仕事でも身につけられるようなオフィスカジュアルなアイテムばかりです。
改札前には数人の人影があります。見渡すとジャージ姿の男性に見覚えが…。どうやら彼のようです。
ジャージ!? ジャージって部屋着でしょ? ここはターミナル駅だよ!?そんなところにジャージ?なんでそんな恰好で外歩けるの?ハピマリ、ご近所のコンビニまでならすっぴんで行くことはあるけど、最寄り駅ですらすっぴんなんて無理だよ。ここにジャージ姿?ハピマリがすっぴんでここにいるようなもんじゃない!ありえない!!
という心の声を押し殺して、声をかけてみました。
私:こんにちは。お待たせしました。
彼:こんにちは。自分も今来たところです。あ、お店を予約してあるのでこちらへ。
私:あ、ありがとうございます。
見た目はアレですが、一応ちゃんと予約してくださっていました。
土曜の15時だけあって百貨店のスイーツ店は混んでおり、行列のできている中、席に通されました。オーダーは、ガレットがおいしいんです、とのことだったのでガレットを頼み、飲み物もセットにしていただきました。1人2000円以上するお値段です。もちろんご馳走してくださいました。
対応はスマートでした。それだけに、なんでジャージなんだ!!!!!というツッコミしか湧きませんでした。
素敵なお店、おいしいスイーツ。それなのに、どうしてジャージ姿の人と一緒にいるんだろう。みんなにチラチラ見られている気がする。すごく恥ずかしい。早く帰りたい…。せめてジャケットを着ようとは思わなかったの。心の声が延々と湧いて止まりませんでした。
婚活初期につまずく落とし穴
婚活はじめたての頃は良くも悪くも経験値がゼロです。
お相手からのアプローチがあるわけでもなく、お話しましょうに「申し込み」をしても反応がないことが続けば、この先婚活を続けても誰からも相手にされないかもしれないと思い、「承諾」して実際に会えた相手に無意識に将来を期待をしてしまうこともあります。
ハピマリは知らず知らずのうちに、なぜかこのジャージ姿の男性との将来を考えていました。
全然顔は好みではなく、話も普通。たぶん、この男性は女性とお付き合いしたことないんだろうなという雰囲気が漂う相手。男性的な魅力は皆無で、いいなと思うのは年収ぐらいでした。
なんとかして結婚しなくちゃいけない。
この人に見捨てられたら結婚できないかもしれない。
なぜか、そんなことを思って必死になってました。面白くない話にも合わせて、会話が弾むように努力しました。必要以上に笑顔も振りまきました。帰り道、何やってるんだろうと虚しくなり、ようやく気付きました。
ハピマリ自身に価値がないと言わせたくなかったんだなと。
つまり、婚活で出会ったこの男性に「ノー」を突き付けられたら、本来ならハピマリへの拒絶ですが、それを通り越してハピマリの市場価値すら否定されてしまう気がしていたのです。ハピマリは自分を卑下しすぎてました。アラサーの売れ残りだから肩身が狭い気がしていたけど、そうやって縮こまっていてはダメだと。
自信を持つ、固執しない、変えようとしない
意識が高すぎるのはダメですが、自信は持ちましょう。
ハピマリは初めての顔合わせのために、美容室に行ったり、何着ていこうとショッピングしたり、化粧品もちょっと良いのに変えたり、やりすぎないように控えめに、いろいろしました。
ハピマリが今できる最大限をやってダメなら最初から合わなかったんだ。
そう思うことにしました。
後日、そのジャージ姿の男性と会った際に「そのジャージ姿は変えられないか?」と聞いたところ、途端に顔の表情が険しくなり「変えるつもりはない」といわれたのでフェードアウトしました。
30代の男性を突然変えるのは無理です。
ハピマリも何かを変えろと言われて、変えられるかわかりません。
また、婚活で合わないと思ったら、それ以上相手に固執するのは止めましょう。婚活をし続ければいろんな人と出会います。ハピマリも振り返ってみると、もっと素敵な出会いもあれば、もっとヤバい出会いもありました。出会いは始まりに過ぎません。出会って「違う」と思ったらすぐに次に行きましょう。可能性の1つを潰したことになりますから、1つ前進です。残りの可能性にさっさと切り替える、それこそがアラサーの婚活において時間を浪費しない大切なポイントです。
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