こんにちは。アラサー女子のハピマリです。
婚活中であればなおさら。男性受けの良い身だしなみって気になりますよね。合コンや恋活と違って、可愛いだけで選んでいると、婚活男性から見向きもされないことも。今回は爪先編ということでネイルアートについて考えてみました。
そもそも婚活男性はネイルが嫌い?
ピンクのベースに、にぎやかに色を重ねて、立体的なラインストーンを埋め込んだネイル。
相手の手元の凝ったネイルに目が留まった場合、女子同士なら「かわいい!」って盛り上がることは間違いありませんが、これが婚活男性となるとちょっと反応が変わってきます。
「すごい爪だね」
婚活で初めて顔合わせした男性のにこやかな笑顔。その視線の先がネイルに向かった瞬間、一瞬戸惑いの表情を浮かべると、何か言わなければならない使命感からか、大半が「その爪すごいね」というニュアンスの言葉をかけられることが多かったです。
「そんな爪で料理できるの?」
「職場でその爪は大丈夫なの?」
「キャバ嬢みたい」
そんな疑問や否定的な言葉が出てくることもありました。
でも、これは仕方ないのかもしれません。
合コンや恋活中であれば遊びや軽い恋愛目的の男性も多く、女性の気を引くためであれば、爪でも髪型でも服装でもスタイルでも「かわいい!」を口にすることはよくありますが、婚活男性は将来を共に過ごす伴侶を探しています。真剣だからこそ、本能的に長い爪やネイルする女性を避けてしまう可能性があります。
長い爪は手仕事をしない証?
長い爪。
色に染まる爪。
古くはどちらも身分の証だったことはご存知でしょうか?
ネイルの歴史は古く、紀元前3000年以前の古代エジプトに遡ります。
当時は植物の花の汁を使って爪先を染め、太陽や血を象徴する赤色は神聖な色として尊ばれていたことから、爪の色が身分を表し、王と王妃のみ濃い赤を使うことができたそうです。
また中国でも古くから爪染めが行われており、宮廷において身分階級ごとに爪の長さが決まり、高位になるほど爪を長くする風習があったため、長い爪は手仕事をしない高貴な身分の証と考えられていました。
日本においては、平安時代に宮廷の婦女とそれを真似た遊女が化粧を始めたことで一般に浸透し、ホウセンカとホオズキの葉をもみ合わせて爪を紅く染める「爪紅」が行われており、江戸時代には大金を稼ぐ遊女が「艶紅」という紅花の色素を梅酢で分離した高価な口紅を爪にまで塗っていたといいます。
だから、婚活男性の多くが、長い爪やネイルからセレブや水商売の女性を連想し、ネイルする女性をリスク回避してしまうのかもしれません。
家事や料理をしないのではないか?
金遣いが荒いのではないか?
母親として子育てできるのだろうか?
周りと協調できるのだろうか?
お金持ちの男性や、美容ファッション業界、芸能界に勤める男性ならば感覚が違うのかもしれませんが、一般的な会社員の場合、質素で堅実な女性を好みます。それは見た目の問題ではなく、一緒に生活することを考えるからです。
何もしない指先からは卒業する
ここまで読んでネイルアートのネガティブな話ばかりが続いたので、「だったら何もしないほうがいい」って思われた方もいるかもしれません。
でも、何もしない指先からは卒業しましょう。
婚活における女子力アップで重要なことは日々の努力です。
たまにドカンと大きなホームランを飛ばせばいいのではなく、毎日バットを振ってボールに当てる努力をすることです。日々の努力が次第に自信になり、女子力アップにつながります。
最近では男性でも、人と接する機会の多い営業マンや社長などが、ネイルサロンに定期的に通って、甘皮をケアし、爪の形を整え、筋の入った爪の表面を磨くなどの指先のケアをする人がいるようです。
また、欧米ではネイル自体がお肌のスキンケアのひとつと位置づけられているため、甘皮のケアとボリッシュ(マニキュア)によるワンカラーが定番とか。
男性ですら手入れをしているのにアラサー女子のハピマリが手を抜いていいはずもなく、お肌の曲がり角を迎えたアラサー女子のハピマリがスキンケアをしないなんて言語道断! 何かしなくちゃ!
では、具体的に爪のケアってなにをすればいいのでしょう?
週に1回、爪を切るタイミングでトップコートを塗る
週に1回、爪を切って、トップコートを塗る。
とりあえず、これだけで充分です。
女子力アップのポイントはほんのひと手間を追加すること。続けることに意味があるので、ハードル低めで始めましょう。
慣れてきたらトップコートの後にハンドクリームを塗ったり、爪切り前に甘皮処理や、爪切りではなく爪ヤスリで爪の成形や爪磨きなどいろいろ試してみるのもいいかもしれません。
使うトップコートは何でもOKです。
ドラッグストアに売ってる「ちふれ化粧品」「キャンメイク」などのプチプラ商品で構いません。
ハピマリは爪の状況や気分によって使いわけてました。
一番のおすすめは、速乾性の高い「セシェ」のトップコート。「シャネル」のトップコートは落ち込んだときや、ここぞというときに。塗ってるだけで特別感が出て、気持ちの切り替えに良かったです。また、爪が割れたり、弱かったり、痛んだときは「エテュセ」を。自然な仕上がりになるのでネイルデビューにもおすすめです。
婚活中のネイルはどこまでセーフなの?
婚活中に男性が好意的だったネイル(爪短め)は以下です。
- 薄いピンク、オレンジ、温かみのあるベージュなどのワンカラーのネイル
- フレンチネイル
- トップコートのみ
不評なネイルは以下です。
- 3ミリ以上の長い爪
- 尖った爪先
- 原色に近い色、黒や白、ピンク系以外の色
- ラメのキラキラ
- 立体的なラインストーン
- 季節感のあるネイルアート
- 模様やハートマークのネイルアート
婚活中は、女子同士が見て「かわいい!!」とテンションが上がるネイルよりも、地味で目立たないネイルが良さそうです。ネイルサロンに行くなら「フレンチネイル」を上品に決めるのが女子力アップにつながります。ぜひ、お試しを!
コメントを残す