【婚活ネタ】「ペットボトル離婚」について婚活女子視点で考えてみた




【婚活ネタ】「ペットボトル離婚」について婚活女子視点で考えてみた

ペットボトル離婚」ってご存知ですか?
ペットボトルを片付けない夫と離婚した妻のエピソードを象徴的する単語で、これだけ聞くと、たかがそれぐらいのことで離婚と思われるかもしれませんが、実は根深い問題がありました。

そこで婚活女子視点でハピマリも「ペットボトル離婚」について考えてみました。

「ペットボトル離婚」とは?

ペットボトル離婚」とはTwitterに投稿された漫画で、出産直後のママさんが「名前のない家事」を押し付けられるストレスを描いた漫画で象徴的に使われた単語です。

詳細は、以下のTogetterにまとめられています。

内容としては、高校の頃に「夫がペットボトルを置きっぱなしにするから離婚する妻」の話を聞いて、「たかがそんな事で」「奥さんが片付ければいい」「旦那さんにもっと優しくあげればいいだけなのに」「せっかく結婚したのに勿体無い」と当時は本気で思っていたそうです。

ところが、いざ自分が結婚して出産。
急速に夫婦仲が悪くなるという「産後クライシス」を迎え、あの頃は何も見えていなかったと悟ったそうです。

  • 夫が使ったままの折りたたみ傘を5日も放置。
  • 片付けてねと言っているのに、夫は狭い玄関に靴を何足も出しっぱなし。
  • 男性特有の汚し方をするトイレの掃除、等など。

妻は「夫のやり残した小さなタスクをやり続ける召使いなの?」と疑問を持つにいたり、ハッと気づいたそうです。

「あのペットボトル離婚の奥さんは、名もなき労働をひたすら押し付けられ続け、我慢の限界が来ただけの普通の人だったんだろう」と気づいたそうです。

そして、「旦那さんのほうはペットボトルすら片付けることもせず、それぐらいならいいだろうと甘え、他のことももっとたくさん押し付けていたんだろう」と悟ったそうです。

婚活女子視点でペットボトル離婚を考えるポイント

このペットボトル離婚のエピソードで婚活女子が考えるポイントは、離婚リスクを回避するために婚活相手のチェック項目に以下を追加することです。

  • 家事ができるか、出産・育児に理解があるか
  • 潔癖度(ズボラ度)が許容範囲を超えたときに、お互いが気遣いあえる関係を持てるか

「家事ができるか」は今時の婚活女子なら当たり前のように婚活相手から「実家暮らしか、学生時代など一人暮らし経験があるか」を聞き出して家事経験の有無をリサーチすると思うので、あえて地雷を踏みに行くことはないと思いますが、いくらリサーチしても実際に結婚してみるとこんなはずじゃなかったというケースもあるので注意が必要です。

また、「潔癖度(ズボラ度)」の価値観のすり合わせは意外に見落とされてる項目かもしれません。

家事ができるか、出産・育児に理解があるか

結婚後も「共働き」を希望する男性であっても、独身時代のひとり暮らしで身のまわりの家事をそつなくこなしていても、「家事は苦手だから」「家事は女の仕事だから」「妻より稼いでるから」などと昭和的な価値観を押し付けて、家事をしなかったり、家事をしたとしても、食べ終わった食器をシンクへ持っていくだけ、洗濯機は回すだけ、取りまとめたゴミをゴミ捨て場に持っていくだけ、という妻のフォローを前提にしている男性も多いです。

専業主婦志望の場合は、夫が理解的で経済的に余裕があればハウスキーパーを使うなどの手段もありますが一般的にそういった高望みな生活は望めるはずもなく、夫から当然のように昭和的な尽くす妻を求められることはよくあり、専業主婦である妻もそれを最初から許容するのが普通で、周囲もそれを当然とする傾向があります。

そして、出産や育児が絡んでくると状況は一変します。

専業主婦であっても出産と育児はいっぱいいっぱいになります。
特に出産直後は、自分の身体が交通事故にあったレベルに疲労困憊している中、24時間対応で赤ちゃんの面倒を見なければならず、里帰り出産ならともかく、産後を自宅で過ごす場合は夫の協力なしには乗り切れるものではありません。

そんな時期でさえ、家事ができない夫・家事をしない夫は、仕事(経済力)を引き合いに出して家事に非協力的なことを肯定化する人はいます。
度がすぎれば経済的なDV夫と呼ばれたり、モラハラ夫と呼ばれることもあります。熟年離婚の中にはその産後時期の恨みを引きずり、子供が独り立ちしたタイミングで離婚を切り出す妻もいるため、家事ができない夫・家事をしない夫という存在は根深い問題でもあります。

見分け方

婚活のメリットは恋愛と違って条件で出会いを選択できる点です。
いいなと思ったお相手を見つけたら、家事ができるかだけでなく、出産や育児への参加の意欲も確認しましょう。

ハピマリの場合、お相手とのデートのときに男性の育児休暇の話題などを振って反応を見てました。

「育児休暇は取れるなら取りたいけど現実的に厳しい」というのがほとんどで、これが普通です。
そこからプラスアルファで何を引き出せるかがアラサーの婚活女子の腕の見せ所。「育児休暇の代わりに在宅勤務で一緒に子育てを楽しみたい」というIT系エンジニアの男性がいたり、母親を引き合いに出して「任せるよ」と丸投げな男性もいました。

ここで重要なのは、その会話をしている最中にお相手の男性の頭の中に一緒に育児するイメージがあるかどうかを探ることです。話しぶりや口ぶりで、頭の中に妻のワンオペ育児が流れていそうな男性だったら縁がなかったことにすると先々のためになるかもしれません。

潔癖度(ズボラ度)が許容範囲を超えたときに、お互いが気遣いあえる関係を持てるか

「ペットボトル離婚」の一番のポイントは、夫婦の一方の潔癖度(ズボラ度)が、もう一方の許容範囲を超えてしまうと発生する問題だということです。

今回のケースでは、夫が置きっぱなしにしたペットボトルをついつい後片付けしてしまう妻が問題提起していますが、これが置きっぱなしのペットボトルを全く気にしないズボラ妻が相手なら問題にすらならず、逆に夫がうんざりして「たまには掃除しろ!」と問題にするケースもあり得るのです。

各夫婦の潔癖度(ズボラ度)の組み合わせによって許容範囲も異なってくるので、正解のない厄介な問題でもあります。

自分の潔癖度(だらしなさ)を変えることができないように、相手を変えることもできません。
では、どうしたらいいのでしょうか?

ハピマリは、許容範囲を超えた時にお互いが気遣いあえる関係を持てるかが大事だと思ってます。

ペットボトルを放置しているのが気になって片付けた妻が、夫に「次から飲み切ったペットボトルはちゃんとゴミ箱に捨てて」とお願いし、それ以降の夫が協力的であれば妻が爆発することはないはずです。妻に言われて協力する夫かどうかが、また逆に、夫に言われて協力する妻でいられるかどうか。婚活を通じて、男性を見極めつつ、自分自身も見つめ直して行く必要があります。

見分け方

ハピマリが婚活してお付き合いまでに発展した相手にチェックしていた項目です。

婚活でいいなと思った男性とお付き合いが始まった後、一緒にご飯を作る機会を設けます。
自宅で一緒にご飯を食べないか誘えば、たいていの男性は喜びます。そのときに料理も手伝ってほしいことは伝えましょう。

ここでのポイントは料理を男性に手伝ってもらうところです。

女性らしさのアピールも大事ですが、最初に何から何まで母親のようにやってしまうとそれが当たり前だと勘違いする男性がいので、男性にはなるべく手伝ってもらいましょう。付き合いたての関係が後々に与える影響は大きいので最初こそ必ず一緒に食事を作ります。

男性にお手伝いをしてもらう内容としては、補助的な役割です。

  • ピーラーで野菜の皮むき
  • 食材を炒める、混ぜる、和える
  • 使った調理器具の洗い物
  • お皿への盛り付け

男性の中にはあからさまに消極的なそぶりを見せる人もいます。
その場合、料理が全く苦手という男性もいるので無理強いはせずに、食後の後片付けをお願いしてみましょう。料理と後片付けで役割分担ができるのであれば問題ありません。ただし、食器の後片付けが汚れた食器をキッチンのシンクに運んで終わりという相手ならば関係を続けるのは考えものです。

あとは感覚的な判断となりますが、共同作業を一緒に楽しめたり、相性が良さそうな相手であれば結婚後もうまくいくと思います。違和感を覚えたり、やる気がなさそうな人の場合は、結婚しても協力して生活するのが難しい可能性があるので一度じっくり考えてみるといいかもしれません。

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